ぎゅっとONOMICHI 尾道空き家対策専門家協議会

空き家の悩みごと事例

空き家のこんな悩みごと、ぎゅっとONOMICHIにご相談ください。

相続

  • 今の持ち主が死んだあとに家が空き家になるのが心配。
  • 空き家,空き地が亡くなった人の名義のままになっているが大丈夫なのか心配。
  • 相続の話し合いがうまくいかず,何年も解決していない。
  • 自分が生きているうちに,相続人がもめないようにしておきたい。

そのほか相続に関するお悩みごと

転勤/入院

  • 遠方に転勤が決まり,家族で転居することになったので自宅が空き家になりそう。防犯などが心配。
  • ひとり暮らしだが,長期間入院することになった。入院中の自宅が空き家になるので心配。
  • ひとり暮らしの父が痴呆で施設に入所した。空き家になった実家の建物の処分や管理をどうしたらいいか。

そのほか転勤・入院に関するお悩みごと

売却/貸家

  • 遠方に住んでいるが、自分名義の空き家,空き地がある。不要なので譲渡したり貸したりしたい。
  • 移住希望である。物件を探しているが,無償の物件など情報があれば知りたい。

そのほか売却・貸家に関するお悩みごと

処分/解体/リフォーム

  • 空き家を取り壊したい。費用の捻出について相談したい。
  • 空き家を譲り受けたが,リフォームが必要な箇所がある。業者の情報があれば教えて欲しい。
  • 空き家の中にある動産を処分したい。

そのほか処分・解体・リフォームに関するお悩みごと

近隣トラブル/境界問題

  • 隣がずっと空き家になっていて,朽ちて崩れそうになっていて危険。
  • 空き家を譲り受けたいが,隣との境界がはっきりしていなくて問題になりそうなのできちんと決めておきたい。
  • 自分の土地に隣接する空き地の草刈りなどをして長年管理してきた。家を増設したいのでその空き地を使いたい。

そのほか近隣トラブル・境界問題に関するお悩みごと

ご相談内容に応じて、適切な専門家や事業者をご紹介します。

  • ご相談内容の聴き取り
  • 問題点の抽出
  • 解決方法と解決までの道筋を提示
  • 適切な専門家や事業者を紹介

山田さんのお話

山田健一さんは、5年前、中古住宅を購入しました。
お隣は、古い木造住宅。ずっと空き家です。
ある日、空き家の瓦が落ちて、山田さんの敷地内に転がってきました。幸い被害はありませんでしたが、このままにしておくと、また瓦が落ちてきて怪我をしたり壁に当たって穴が空いたりしてしまうかもしれません。

山田さんは困りました。空き家の持ち主と話し合いたくても、そもそも持ち主が分かりません。
山田さんから示談交渉の依頼を受けた弁護士は、空き家の現在の所有者を調査しました。 すると、持ち主の鈴木一郎さんとその奥様は既に亡くなっていて、鈴木太郎さんと鈴木次郎さんというお子さんがいることが分か
りました。

さっそく弁護士は、鈴木一郎さんの相続人である、太郎さんと次郎さんに手紙を送って連絡をとりました。

鈴木さんのお話

ある日、太郎さんと次郎さんに、弁護士から手紙が届いていました。父親が所有していた建物が崩れてきていてお隣の山田さんに被害が発生している、大変困っているので空き家をきちんと管理してもらいたい、という
ような内容でした。

持ち主だった父親の一郎さんは5年前に施設に入ったあと2年前に亡くなりました。一郎さんの施設入所後は太郎さんが空き家を管理していたのですが、体を壊してしまい、1年ほど放置してしまっていたのでした。

父親の財産は、長兄である太郎さんが相続することを次郎さんとの間では約束していましたが、登記はそのままにしてしまっていたのです。

太郎さんは自分で建てた家があるので、空き家を持ち続けていても仕方ないと思っています。しかし、父親が住んでいた家をなかなか手放す決意もできません。

空き家の傷みが酷く、解体した方が良いと言われた場合にはどうしたらいいでしょう。 解体にはお金がかかります。まとまったお金を今すぐ用意することはできません。

太郎さんは悩んだ結果、土地建物を売却することを決め、不動産の売却は不動産業者を通じてしてもらうことにしました。その後、知人から、売却代金には税金がかかるのではないかと言われました。

山田さんのその後のお話

山田さんは、鈴木さんとのトラブルを通じて、将来自分の家も空き家になったときのことが心配になりました。周りに迷惑をかけないように、今から予防する方法がないか知りたいと考えています。

山田さんと鈴木さんは、「ぎゅっと ONOMICHI」を通じて適切な専門家に依頼することができ、問題を迅速かつ円満に解決することができました。